DODDOR0057 ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」

レコード番号&アルバム名

DOR-0057 ストラヴィンスキー:バレエ組曲 「火の鳥」
     ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団

ジャケット写真-ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
ジャケット表
ジャケット写真-ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
ジャケット裏
帯表-ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
帯表
帯裏-ムーティー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
帯裏
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1MB
発表年月
種類
回転数
音源
録音方式
録音日
頒布会
同時発表CD
オーディオ
チェック
45
EMI
原盤使用
アナログ
1978.3-15&18
Old Metropolitan opera House
プロデューサー
ディレクター
Balance Engineer
技術
カッティング
備考
Christopher Bishop
Michael Gray
原 清介
岡崎好雄
企画
制作
製造
協力
デザイン
技術解説
第一家庭電器株式会社
DAM
東芝EMI株式会社
東芝EMI (株)デザイン室
竹家鐵平
永井 靖
原 清介
M.W.
曲目・演奏者
ストラヴィンスキー 
バレエ組曲「火の鳥」
(1919年版)
1面

1.序曲
2.火の鳥の踊り
3.火の鳥のヴァリエーション
2面

4.王女達のロンド
5.魔王カスチェイの踊り
6.子守歌
7.終曲
リッカルド・ムーティー 指揮
フィラデルフィア管弦楽団
今回導入された新技術・企画
カッティング・データ
 
 ・オーディオチェックに絶好な、ストラビンスキー「火の鳥」、ムーティー
  〜フィラデルフィアO.というフレッシュなコンビによる話題の名盤で登場。
 ・クォーツロックDDモーターカッティングマシン

 ・カッティング・スタイラスに、ダイヤモンド使用
 ・マスタープレス
 ・厚手盤
 ・プロユース材をもとに改良された
DAM45用・新レコード材を使用
TapeRecorder : Studer A80 MKII
DRIVE AMPLIFIER : NEUMANN SAL-74
CUTTING RACE : VMS-70
Quartz Rock Moter
CUTTING HEAD : NEUMANN SX-74
Diamond Catting Stylus
1979.5.9
制作にあたって
(発表時、解説書記載のまま)
レコード音楽といえば、エジソン以来100年の歴史があるわけですが、特にここ数年の技術革新はめざまししく、貧弱な音のため以前はつまらないと思われていた音楽が、最新技術によってその全貌を伝えることができるようになって、その音楽の素晴しさがあらためて認識されるようになりました。

そういった音楽の中でも、 とみに脚光を浴びているのがストラヴインスキーです。昨年はその「春の祭典」(特にデイビス盤)がオーディオ・マニアの間で話題となり、このところストラヴィンスキーのレコード・ラッシュといった感があります。

そこで今回は、DAM でもストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲(1919年版)をとりあげました。
3大バレエの中でストラヴィンスキーの出世作となったこの「火の鳥」は、他の「ぺトルーシュカ」「春の祭典」に比べると「現代音楽なんてつまらない・・・」と思われている方にも、ずっと親しみ易くロマンテインクな曲で、特に "魔王カスチェイの踊り" などはきっとどこかで耳にしたことがあると思います。

ところで. EMI の若きスター、ムーティというイタリアの新鋭指揮者は、以前ベームとともにウィーン・フィルを率いて来日し、 NHKTV で放送されておりましたので、ご記憶の方も多いのではないかと思います。

このムーティがアメリカのフィラデルフィア管弦集団の常任指得者に就任したというニュースが報道されましたが、フィラデルフィア管といえば、ストコフスキー、オーマンディという大指揮者に育てられたアメリカの誇るビッグ・オーケストラです。

このムーティとフィラデルフィア管というフレッシュな組みあわせによる「火の鳥」は数ある同曲盤の中でも、演奏・録音ともに極だってすぐれた、魅力の話題盤といえましょう。
市販盤(東芝EMI EAC80512)はムソルグスキーの「展覧会の絵」とカップリングになっていますが、本レコードでは、「火の鳥」約19分半を、両面に45回転ハイレベルカッティングいたしました。

オーディオ的な聴きどころは,冒頭の序曲の、地の底から湧きあがってくるような大太鼓、チェロ、コントラバスによる重低音の響き、B面冒頭からはじまる "魔王カスチェイの踊り" の素晴しいダイナミックレンジの広き、又ピアニッシモのフィラデルフィア管独特の弦のつややかな美しさ、そして終曲の壮大なクライマックスの迫力など枚挙にいとまがありません。

特に、今回は大太鼓の重低音が凄いので、オーディオ装置の重低音チェックに絶好かと思います。
この録音の優秀さをあまさずお伝えするために、従来からの45回転ダイヤ針・ハイレベルカッティング・マスタープレス・厚手盤に加え、クォ一ツ・ロック・カッティングマシンを使用いたしました。

DAM といたしましても、更に今後会員の皆様のお役にたてるソフトの開発に努力いたしますので、よろしく御支媛のほどお願い申し上げます。
なお、レコード化にあたり東芝EMI(株)をはじめ関係各位に多大な御協力をいただきましたことを心からお礼申し上げます。

DAM推進委員会

*敬称は省略させていただきます。
*回転数の「33」は33 1/3回転の略です。

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